【おうち時間で副収入】株の始まり ローソク足の書き方

株の教室で最初に教わったことが、１ヶ月ごとのグラフの書き方でした。

グラフを書くにあたり、必要な用語を載せておきます。

始値（はじめね）・・ある期間で最初についた価格のこと

　　　　　　　　　　期間が１日の場合、始値は寄付（よりつき）ともいう

終値（おわりね）・・ある期間で最後についた価格のこと

高値（たかね）・・・ある期間の中で一番高い価格のこと

安値（やすね）・・・ある期間の中で一番安い価格のこと

この期間は、１日、１週間、１ヶ月、１年などの単位や、上場してからの全期間な

ど、さまざまな期間で用いられます。

そして、その教室では、1ヶ月ごとのグラフを書きました。

始値より終値の方が高く終わった月は、赤色で線を書きます。

この線を『陽線』といいます。

始値より終値の方が安く終わった月は、青色で線を書きます。

この線を『陰線』といいます。

その線を囲って柱を書き、高値と安値を同じ色で線を引きます。

この出来た形を『ローソク足』といいます。

日ごとのローソク足のことを『日足』、週ごとなら『週足』、月ごとなら『月足』と

いいます。

その月のローソク足を企業ごとに書いていきました。

ネット証券なら『チャート』ですぐに出てきます。

その作業を地道にしていました。『チャート』でパッと見るより、書くことにより、

「こんなに上がったな」、「こんなに下がったな」とより深く感じられます。

私は、一回一回、指値（さしね）注文を証券会社に電話で連絡するのが

面倒なのと手数料の安さで、最終的にネット証券で始めることにしました。

指値注文とは、希望する売買価格を指定して発注する方法です。

例えば、「A株式を５００円で１，０００株買いたい」とか

　　　　「B株式を５００円で１，０００株売りたい」などという注文を

　　　　『指値注文』といいます。

そして、「いくらでもいいから買いたい」とか

　　　　「いくらでもいいから売りたい」といった価格を指定しない注文を

　　　　『成行（なりゆき）注文』といいます。

成行注文の場合、思った以上に高い価格で買ってしまったり、思った以上に安い価格で

売ってしまったりということがあり得るので、私は、ほとんど指値注文をしています。

ネット証券の『チャート』でローソク足を確認できるようになった今でもいくらかの

企業のグラフは、月ごとに記入しています。

学んだ教室のグラフ記入の価値は、過去のグラフの流れを見て、今後の成り行きを推測

するということでしたので、せっかく習ったことを少しでも利益にかえたいと思ってい

ます。

その教室で、印象に残っている先生の言葉は、

「株は上がり下がりするものだから一喜一憂しない」

という言葉です。当たり前のことかもしれないのですが、この言葉は、今でもしっかり

肝に銘じています。

いかに、安い価格で購入することが大事かということになります。

安い価格で購入していれば、一喜一憂することもなく、ほったらかしにできます。

配当も年２回（会社による）もらえ、株主優待があればその楽しみもあります。

注意しなければならないのは、企業の倒産です。

『会社四季報』で業績を確認したり、ネット証券なら『四季報』の『企業概要』

『財務状況』『資本異動』や『業績』は、確認しておきたいです。

今後、見込みのある企業を選ぶようにしています。

『会社四季報』とは、東洋経済新報社が発行している季刊雑誌で、企業の特色、状

況、業績、株価、資本金、総資産、自己資本、自己資本比率等、確認できます。

毎年、３月、６月、９月、１２月に発売されます。

３月に決算される企業が多いので、私は、６月（夏号）を購入し、後は、ネットの

『四季報』と『業績』を確認するようにしています。

どのような企業でも、絶対大丈夫ということは言い切れません。

株を購入する前に確認することにより、少しでもリスクを回避するように気をつけて

います。安定していて、何より応援したい親しみのある企業を選んでいます。

株式投資は『自己責任』の世界です。

泣いても笑っても最後は、自分の判断で決めたことになります。

無理をせず、自分の投資できる範囲ですることを心に刻んでおきましょう。

最後までお読みいただきましてありがとうございましたm(__)m